トランスミッション
最近の国産勢は凄い、以前はNSXに対して「スパーカーの定義は6速だね」って言ってバカにしていたが(当時は5速だった)、今やNSXは当たり前、いつの間にかカローラにも付いていた。ゲトラグ搭載のGTRやスープラなんぞ、少々の馬力では壊れない耐久性まで備えている。(シルビアは依然、辛い)
色々と乗る事が多い私は思うのですが。
ポルシェは凄い、あんまし誉めないのだが…。何がというと。
街中セロヨンなる競技(先日、それをレース活動と、披露宴で紹介していた先輩が居た)を楽しんでいた私はエンジンレブリミットでのミッションの入りにくさを知っている。ゲトラグ製のミッションは800psでも悲鳴を上げずにシフトアップできます。今の御時世、入らないとか、ガリっと鳴くなんて言語道断ではあります。
ですが、いや、問題無いんですゲトラグで…しかし、ポルシェのG50はスパッと入るんです。いえ、スッって入るんですよ。乗り比べないと分かりにくいんですが…
それを踏まえて、考えると、ゲトラグって回転が合わないと入りにくい…ので、シフトミスしにくい。ポルシェのG50ってシャフト回転がまるで合って無くてもスッと入るんです。だから、シフトミスしちゃう事がある。ゲトラグ、重いし…
シフトをエンゲージする楽しさはポルシェの方が優れているし、サーキットでも圧倒的に疲れない。まあ、設計が古くて熟成されていると言えば一言で終わりますが…微妙なノウハウがあるのしょうかね。だからといって、GTRにポルシェのミッションは付かないし、たぶん全開にできないとは思いますが。(カレラのG50でも500ps位は大丈夫な様ですね。)
ミッションの値段が3倍ぐらい違いますけど…
ちなみにギア一対(インプットとカウンター)で14万円ぐらいします。6速だと84万円位になります。ギアだけで…国産で普通のだとassyで5個買えちゃいます。