フロントと同じ計算方法を辿ります。 仮に有効径を280φ(外径330φ)だとすると、43φのキャリパーピストンが導き出されます。 平地での条件は整いましたが世の中には下り坂でのブレーキも存在し(前後の重量配分が変わる)路面によっては左右のμが変わる事もあります。燃料の残量も… リアがロックというのは言語道断ですし、安全策としてフロントよりにしておきます。(リアを効かない方向に) ので、ローターを小さくする、キャリパーピストンを小さくする等の策を講じます。 実際には、世の中にある物で組み上げるのですから、製品の数字を当てはめて計算するのです。。 |
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車輌重量が1200kg ホイールベース2240mm 重量配分を53:47 重心高さを500mm 減速G:1.0G 以上の場合 フロントローター343φ キャリパー330φ(面積25cm2) リアローター330φ キャリパーピストン42φ(対抗2pot、もしくは片持ち) Pバルブ:1.0G時付近でおよそ60%と仮定 となります。 |
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このように車種が違ってくると要求してくる物が全く違うのです。 従って、共通シャーシを持つR35スカイラインとZ33フェアレディは違うユニットを要求されます。(クーペ&セダンも同様に異なる) ABSを搭載していても、全知全能ではありませんので頼らない方が良いです。(使用しますが) |
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営業ネタですが、STOPTECHに豊富なピストンが用意されているのはこんな理由からだったりします。ブレンボでバランスを崩されている方が多いのが最近の嘆きです。所詮、純正流用なのですが…ミッドシップの… | ||||||||
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